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リゼロ/シリウス・ロマネコンティの正体を考察!能力や最後と倒し方も

『Re:ゼロから始める異世界生活』(リ・ゼロからはじめるいせかいせいかつ)、略して『リゼロ』に登場する魔女教大罪司教シリウス・ロマネコンティ。

この記事では、魔女教大罪司教で「憤怒」を司るシリウス・ロマネコンティに焦点を当てて解説します。

シリウス・ロマネコンティの背景や、エミリアの叔母フォルトナとされる理由、ペテルギウスとの関連について掘り下げます。

さらに、その評価やファンからの支持についても触れていきます。

 

 

【リゼロ】シリウス・ロマネコンティの登場と影響

テレビアニメでも人気の『リゼロ』に、第5章でシリウス・ロマネコンティが初めて登場します。

『リゼロ』ファンの間で注目されるシリウス・ロマネコンティの正体や経歴、ペテルギウスとの関係や『リゼロ』の全体像を紹介します。

 

シリウス・ロマネコンティの経歴と特徴

シリウス・ロマネコンティは、『リゼロ』における魔女教大罪司教で、「憤怒」を担います。

スバルは、その外見からこの人物は女性ではないかと推測しています。

シリウスという名前は、おおいぬ座α星シリウスに由来しています。

彼の外見は銀髪で、左目以外を乱雑に包帯で覆い、金色の鉤爪付き鎖を腕に巻いています。

黒の魔女教のローブを纏い、異様な雰囲気を放っています。

ペテルギウスの嫁であると自称しています。

 

物語の背景

『リゼロ』は元々「小説家になろう」で投稿された作品です。

作者の長月達平によって書かれ、2014年1月に文庫化されました。

その人気によりアニメ化され、第2期までの放送が行われています。

ファンは第3期の放送を熱望しています。

 

物語概要

引きこもりだったナツキ・スバルは、ある日コンビニからの帰りに異世界へと突然転送されてしまいます。

新たな世界で出会った銀髪のハーフエルフ、エミリアと共に彼女が失った大切なものを探すことになりました。

盗みを働いた少女の情報を得た二人は、彼女がいるとされる場所へと向かいます。

しかし、その地で襲撃者に殺されるスバル。

意識が戻ると、彼は異世界へ転生した当初の場所に立っていました。

 

シリウス・ロマネコンティの正体とは?

『リゼロ』の第5章で初めて登場するシリウス・ロマネコンティは、多くの謎を持つ人物です。

この人物の性格やなぜエミリアの伯母フォルトナとされるのか、怠惰を担当するペテルギウスとの関係、また実際に彼の嫁であるかどうかなど、詳細な解説を展開します。

 

シリウス・ロマネコンティの性質

『リゼロ』におけるシリウス・ロマネコンティは、表面上は温和で話しやすいと感じられる魔女教大罪司教です。

しかし、この人物はペテルギウスに関わると、まるで別人のように感情が激しくなり、理性を失います。

 

シリウスの正体はフォルトナ?

『リゼロ』ファンの間では、シリウス・ロマネコンティの正体がエミリアの叔母フォルトナである可能性が高いと言われています。

その背景にある論拠を以下に詳述します。

 

シリウスの正体はフォルトナか考察

シリウス・ロマネコンティの正体については、作中では明かされていません。

ここからは、シリウス・ロマネコンティの正体はフォルトナなのか、様々な理由から考察していきます。

 

シリウスとフォルトナの外見の類似性

シリウス・ロマネコンティとフォルトナは、その外見が似ていることから、二人が同一人物である可能性が指摘されています。

二人とも銀髪と紫紺色の瞳を持ち、エルフ特有の耳の形状をしています。

さらに、二人ともペテルギウス(ジュース)を深く愛しているという共通点があります。

 

エミリアの目覚めとフォルトナの不在

OVA『メモリースノー』において、エミリアがパックにより目覚めた際、フォルトナの姿が見当たらない点も、フォルトナがシリウス・ロマネコンティであることを示唆しています。

過去の出来事で、ジュースが魔女の幻覚に騙されフォルトナを殺害し、エミリアはそのショックで魔力を制御できなくなります。

このとき、エミリアと共にいたフォルトナは氷に閉じ込められるはずでしたが、エミリアが目覚めた際にはフォルトナの姿はありませんでした。

 

大罪司教としての長い歴史

シリウス・ロマネコンティが魔女教の大罪司教として活動を始めてから100年が経過しています。

この期間は、フォルトナが亡くなった時期と一致し、エルフとしての長寿性を考慮すると、フォルトナが生き延びてシリウスとして知られるようになった可能性があります。

 

シリウスとペテルギウスの関係

シリウス・ロマネコンティは、ペテルギウスの姓「ロマネコンティ」を名乗り、自らを彼の「嫁」と称しています。

しかし、実際には彼らは魔女教の大罪司教としての関係以上のものではありません。

シリウスがペテルギウスの姓を無断で使用し、自称「嫁」としていますが、実際にペテルギウスと直接会話を交わしたことはありません。

 

シリウスのサテラに対する憎悪

シリウス・ロマネコンティは嫉妬の魔女サテラを嫌っています。

ペテルギウスがサテラを愛していることから、シリウスはサテラに対して深い嫉妬心を抱いています。

『リゼロ』では、シリウスがサテラに対して辛辣な言葉を投げかける場面がありますが、外見がサテラに似ているエミリアにも敵意を示しています。

 

シリウス・ロマネコンティの能力とその影響

『リゼロ』に登場する魔女教大罪司教たちは、独自の権能を持っています。

シリウス・ロマネコンティは、2種類の権能と2つの特殊能力を有しており、これらによってスバルたちは多大な苦労を強いられます。

『リゼロ』で描かれるシリウス・ロマネコンティの権能や能力について詳細に説明します。

 

感情の共有化

シリウス・ロマネコンティの権能の一つは、感情の共有化です。

この権能により、シリウスの喜怒哀楽は特定の範囲内にいる人々と共有されます。

例えば、彼女が喜ぶと周囲も喜びを感じ、悲しいときは周囲も悲しみを共有します。

第5章でシリウス・ロマネコンティが人質の少年を塔から投げた際、周囲の観衆は無意識のうちに彼女の行動を拍手喝采で迎えました。

また、スバルが死に戻りを経験した際には、少年の恐怖をスバルにも共有させ、彼を苦しめました。

 

感覚の共有化

シリウス・ロマネコンティのもう一つの権能は感覚の共有化です。

感情の共有化と同様に、シリウスは特定の範囲内の人々と感覚を共有することができます。

この能力が発動すると、シリウスが受けた怪我や痛みも共有者に同じ影響を及ぼします。

例えば、シリウスがラインハルトに斬られた際、感覚を共有していた人々も同様の傷で命を落としています。

この能力により、1回目は少年が塔から投げられたとき、観衆やスバルも同じように苦しみました。

 

肉体的な戦闘能力

シリウス・ロマネコンティは、戦闘においても非常に高い能力を持っています。

『リゼロ』の作者である長月達平氏は、魔女教大罪司教の中でシリウスが権能を使わない状態でも最も戦闘力が高いと述べています。

シリウスはアイスブランドアーツを操るエミリアと互角以上に渡り合い、陽剣を使用するプリシアとも優れた戦いを展開しています。

 

炎のマナへの適性

シリウス・ロマネコンティは、炎のマナを扱う能力も持ち合わせています。

シリウスの初登場シーンでは、その炎の力でエミリアを圧倒する場面が描かれており、炎の適性が非常に高いことが伺えます。

高温の炎を操るシリウスは、その炎で自身の体さえも焼き尽くすほどの力を持ち、全身を覆う包帯はその炎で焼かれた結果だと言われています。

 

シリウス・ロマネコンティの最後と倒し方

『リゼロ』第5章で描かれる水門都市プリステラでは、シリウス・ロマネコンティの活躍が特に顕著です。

この章ではシリウスの多岐にわたる能力が物語の進行に大きな影響を及ぼし、その戦略的な活用が詳細に描かれています。

シリウスの行動と戦闘シーンは、この物語のクライマックスにおいて重要な役割を果たしています。

どの様な倒し方によって、シリウスは最後を迎えるのでしょうか。

 

ルスベルたちを人質に取る

『リゼロ』での初登場シーンにおいて、シリウス・ロマネコンティは9歳の少年ルスベルを含む複数の人々を人質にします。

ルスベルは幼馴染のティーナを守るため、自らを犠牲にしてシリウス・ロマネコンティによって鎖で縛られ、捕らえられる事態になりました。

 

スバルを三度死に戻りさせる

シリウス・ロマネコンティは、スバルを計3回の死に戻りへと追い込みます。

初回はルスベルが塔から投げられた際に感覚の共有が発動し、スバルも同様の運命をたどりました。

次に、スバルがシリウスに対抗しようとした際には、シリウスの鎖で吊るされ、ルスベルの恐怖を感情の共有により感じさせられました。

最後に、剣聖ラインハルトがシリウスに致命傷を負わせたとき、スバルや周囲の観衆も同じ傷を負い命を落としました。

 

エミリアとの対決

シリウス・ロマネコンティは、アイスブランドアーツを駆使するエミリアと互角に戦います。

劣勢に立たされそうになった際、シリウスは人質のティーナを盾にしてエミリアの動きを封じ、その隙に炎を使いエミリアを気絶させました。

 

スバルの中にペテルギウスがいると気づく

『リゼロ』において、強欲を担当する大罪司教レグルスに捕らえられたエミリアを救出するため、スバルはペテルギウスの権能「見えざる手」の類似技である「インビジブルプロビィデンス」を使用します。

この技を目の当たりにしたシリウス・ロマネコンティは、スバルの中にペテルギウスの存在を感じ取り、スバルにペテルギウスが宿っていると確信します。

 

キリタカを確保

シリウス・ロマネコンティは、プリステラの都市庁舎争奪中に手薄となったミューズ商会を急襲し、キリタカを捕らえます。

魔女の遺骨の所在を知る十人会の唯一の生き残りであるキリタカがターゲットとなり、シリウスは彼を確保した後、すぐに制御塔へと戻ります。

この行動は無駄な戦闘を避けるためのものでした。

 

プリシラとリリアナに敗れる

プリステラの四番街に位置する制御塔にて、シリウス・ロマネコンティはプリシラとリリアナの共同攻撃によって敗北します。

シリウスの「感情の共有」や「感覚の共有」という権能は、歌姫リリアナの「伝心の加護」によって無効化されます。

この結果、権能を失ったシリウスは、陽剣を扱うプリシラの攻撃により水路に沈められ、戦いに負けてしまいます。

 

王都への輸送

シリウス・ロマネコンティは、シリウスの権能に影響されないフェルトとラインハルトの護衛の下、王都へと輸送されます。

「不幸を引き寄せる体質」を持つシリウスの周囲で、王都への道中様々なアクシデントが発生しますが、ラインハルトがそれらを次々と解決し、無事に目的地に到達します。

 

最後は監獄塔へ収監される

シリウス・ロマネコンティは「封魔石」によって拘束され、最後には監獄塔に収監されます。

この「封魔石」はかつて嫉妬の魔女サテラを封じるのにも使用されたもので、同じ石で拘束されることに対してシリウスは激しい怒りを感じました。

 

シリウス・ロマネコンティの評判と人気

シリウス・ロマネコンティは、鉤爪のついた鎖を巻いた怪物のような外見と全身を包帯で乱雑に覆うスタイルで知られていますが、ペテルギウスへの一途な思いやその独特な魅力が、一部のファンには「可愛い」と感じられています。

顔面がほとんど隠れていることや、正体がフォルトナではないかという噂もあり、彼女に対する読者の想像力をかき立てています。

シリウスの行動は一見理解できるようでいて、実は相手の話を聞いていない部分があり、ペテルギウスに関連すると完全に理性を失うこともあります。

そのような彼女の異常な行動にも関わらず、ファンは彼女の魅力に引きつけられ、簡単には嫌いになれないようです。

 

まとめ

この記事では、『リゼロ』第16巻第5章からの初登場キャラクター、シリウス・ロマネコンティの人物像と彼女とペテルギウスとの独特な関係について掘り下げてきました。

シリウスは自らをペテルギウスの嫁と称しながらも、フォルトナとの可能性を含めた多くの謎を残しています。

彼女の今後の展開がどのように描かれるのか、引き続きその活躍や物語の進行に注目が集まります。