『嘆きの亡霊は引退したい』は、オンラインプラットフォーム「小説家になろう」での連載がスタートし、その後CG NOVELより書籍化された、ファンに愛されるライトノベルシリーズです。
『嘆きの亡霊は引退したい』の漫画版は電撃コミックスNEXTからリリースされており、読者からの評価も高いです。
2019年の「新作ラノベ総選挙」では見事第2位を獲得し、さらに「このライトノベルがすごい!2021」での第7位入賞も果たしました。
シリーズの中心人物であるクライ・アンドリヒは、本意ではないながらも非常に高い地位を獲得し、退職を願いつつも不運と誤解が重なることで、次々と新たな功績を重ねてしまいます。
この作品は、クライの行き当たりばったりの行動が原因で、予期せぬ大騒動を引き起こすという、予測不能な魅力が特徴です。
ここでは、そんな『嘆きの亡霊は引退したい』のクライマックスとその結末について、その予測をお届けします。
- 【嘆きの亡霊は引退したい】完結の有無と刊行巻数
- 【嘆きの亡霊は引退したい】シリーズの道のりと最終章の概要
- 【嘆きの亡霊は引退したい】完結・最終回の展望と結末予測
- 【嘆きの亡霊は引退したい】主要キャラクター紹介
- まとめ
【嘆きの亡霊は引退したい】完結の有無と刊行巻数
まずは、『嘆きの亡霊は引退したい』の簡潔の有無と刊行巻数について解説していきます。
漫画と原作小説の現状
まずは結論からお伝えします。
『嘆きの亡霊は引退したい』の物語はまだ完結しておらず、原作のWeb版も継続中です。
現行の巻数と最新エピソード
コミカライズされた版は2024年9月27日に第10巻がリリースされました。
この巻は「カドコミ(コミックウォーカー)」で一部エピソードが無料公開されています。
一方、ライトノベル版は同年の9月30日に最新の第12巻が発売されています。
物語の完結予測
漫画版の主人公、クライ・アンドリヒが属する「嘆きの亡霊(ストレンジ・グリーフ)」が発展途中のため、物語はこれからも広がりを見せるでしょう。
Web小説版ではすでに全メンバーが登場しており、さまざまな秘密結社も物語に組み込まれています。
この展開を漫画で描写すると、推定で40巻から50巻以上が必要となる可能性があります。
さらに、Web小説自体もまだ完結していないため、完結までには長い期間が予想されます。
【嘆きの亡霊は引退したい】シリーズの道のりと最終章の概要
ここからは、『嘆きの亡霊は引退したい』シリーズの道のりと最終章の概要についてまとめていきます。
クライ・アンドリヒの引退願望の根源
クライ・アンドリヒは、国内でも希少なレベル8のハンターであり、新興のパーティ「嘆きの亡霊(ストレンジ・グリーフ)」のリーダーを務めています。
さらに、「始まりの足跡」というクランのクランマスターも兼ねています。
しかしながら、クライは自身がハンターとして適正を持たないと自覚しており、彼の数々の成就や称号は彼には不相応だと感じています。
このため、彼はハンター業を引退し、自らの地位や責任から解放されることを望んでいます。
クライの力量と高ランクハンターへの昇進理由
実はクライは非常に非力なハンターです。
「千変万化」とも称される彼ですが、その実、戦略的思考力に優れているわけでもなく、戦闘技術もレベル3のハンターにも及ばない程度です。
ただし、彼が率いる「嘆きの亡霊」のメンバーたちは一人前の実力者ばかりで、パーティー制度上、メンバーの成果はリーダーであるクライの評価に反映されます。
このため、クライ自身は積極的に行動しなくても、そのレベルは自然と上昇してしまいます。
クライの目標と「嘆きの亡霊」メンバーの動機
クライは宝具収集が趣味で、多くの貴重な宝具を収集しています。
彼にとっては、宝物殿の攻略や冒険よりも、珍しい宝具を見つけることが最も重要です。
一方で、彼のパーティ「嘆きの亡霊」の他のメンバーたちは、宝物殿の攻略や強敵との戦いを求めており、安全を志向するクライとは意見が異なっています。
【嘆きの亡霊は引退したい】完結・最終回の展望と結末予測
ここからは、『嘆きの亡霊は引退したい』の完結・最終回の展望と結末について予測していきます。
クライの高危険度の宝物殿への対応は?
「嘆きの亡霊」がさらなる高レベルの宝物殿に挑む中、クライ・アンドリヒは自己の戦力不足を理由に帝都に留まる選択をしています。
クライ・アンドリヒはそのまま参加しない意志を示していますが、他のパーティメンバーが彼の同行を強く望む中で、結局は彼が強引に連れて行かれる可能性が高いです。
クライ・アンドリヒが未知の宝物殿でどのような役割を果たすかが、物語の重要な転換点になることでしょう。
秘密結社との最終決戦の行方
物語に登場する「アカシャの塔」や「九尾の影狐」などの秘密結社との対立が激化しています。
これらの組織はクライ・アンドリヒの過去の行動により大きな影響を受けており、彼らと「嘆きの亡霊」の対決はますます熾烈を極めることが予想されます。
特に「九尾の影狐」のボスとの直接対決は、クライ・アンドリヒたちにとって前代未聞の挑戦となるでしょう。
引退は叶うかレベルアップの運命か?
クライ・アンドリヒはハンターとしての引退を切望していますが、彼を取り巻く環境はそれを容易く許さない状況です。
「嘆きの亡霊」のメンバーはクライ・アンドリヒを中心に強固な絆で結ばれており、彼の独断での引退は困難を極めると予測されます。
加えて、偶発的な成功が彼のレベルを不意に引き上げる可能性もあるため、クライ・アンドリヒの運命は予測が難しいものとなっています。
【嘆きの亡霊は引退したい】主要キャラクター紹介
ここからは、『嘆きの亡霊は引退したい』の主要キャラクターについて紹介していきます。
クライ・アンドリヒ:パーティリーダー兼クランマスター
クライ・アンドリヒは、本作の主役で「嘆きの亡霊(ストレンジ・グリーフ)」という新進気鋭のパーティのリーダーです。
彼はまた、王都でも評判のクラン「始まりの足跡」のクランリーダーでもあります。
彼の率いる「嘆きの亡霊」は、幼馴染と共に結成されたパーティで、メンバー全員が独自の二つ名を持っています。
クライ・アンドリヒは自身がハンターとしての能力に欠けると自覚しており、周囲のメンバーの功績のおかげで、本来自分には不釣り合いな高い地位を得ています。
一部からは「未来を見通せる」とか「神算鬼謀」と評されることもありますが、彼自身はただ偶発的に事態がうまく運んでいると感じています。
宝具の収集が趣味で、宝具の扱いに関しては誰にも負けない技術を持っています。
また、不運が重なることが多く、そのことがしばしばトラブルを引き起こしています。
リィズ・スマート:盗賊兼スピードファイター
リィズ・スマートは「絶影」という二つ名を持つ、スレンダーで柔軟性があり、美しい外見の女性です。
彼女は「嘆きの亡霊」の探索担当であり、盗賊としての役割を果たしていますが、そのレベルは6に達しています。
性格は短気で攻撃的で、その性質が彼女を戦闘に駆り立てます。
リィズは「影すら追いつけない」と評されるほどの速さを持ち、体格の大きな敵であっても力強い蹴りで退けることができます。
彼女はクライ・アンドリヒに対して強い感情を持っており、頻繁に彼にアプローチを試みています。
また、彼女はクランメンバーであるティノ・シェイドの師匠でもあり、ティノからは恐怖と尊敬の念を一身に受けています。
シトリー・スマート:破壊と創造の錬金術師
シトリー・スマートはリィズの妹で、「最低最悪(ディープ・ブラック)」の異名を持つ若き錬金術師です。
彼女のハンターレベルは2と低いものの、クライ・アンドリヒのアドバイスに従い錬金術師としての道を歩むようになりました。
戦闘能力は高くありませんが、彼女の開発した多様な道具が「嘆きの亡霊」の迅速な成長を後押ししています。
シトリーは表面上は控えめな性格に見えますが、目標を達成するためなら手段を選ばない冷徹さを持っており、大規模な破壊行為にも手を染めることがあります。
彼女の二つ名は、ある事件で容疑者とされた過去が原因で、罰として名付けられました。
その名前は彼女の信条、「弱い者はどんな手段も使うべき」という哲学を反映しています。
ルーク・サイコル:剣術への献身
ルーク・サイコルは「千剣」と呼ばれる剣士で、ハンターレベル6の実力を持っています。
彼は常に剣術の技術向上に没頭しており、剣術に生きることを選んだ男です。
彼の剣術は高く評価されていますが、戦闘においては剣術以外のことをほとんど考えず、遭遇する敵に対しては直接斬り込む豪快なスタイルを取ります。
ルークはクライ・アンドリヒをパーティリーダーに推した人物であり、クライのアドバイスが彼にとって有益であると信じて疑わない純粋さを持ち合わせています。
実際、クライからのあまり役に立たないようなアドバイスも、ルークの才能と努力により、彼の剣術をさらに成長させるきっかけとなっています。
ルシア・ロジェ:「万象自在」の魔術師
ルシア・ロジェはクライ・アンドリヒの義妹で、「万象自在」という二つ名を持つ才能あふれる魔術師です。
彼女のハンターレベルは6です。
ルシアは独自の魔法を操ることができ、「通常ありえない」とされるオリジナル魔法の使い手です。
彼女の魔術の基は、クライがかつて構想した「僕の考えた最強の魔法一覧」に由来しています。
また、クライが使用する宝具の魔力チャージも担当しており、魔力操作においては非凡な才能を示しています。
ルシアはクライの義妹としての立場を超えた感情を抱いている場面もあり、彼への好意を示唆する描写がなされています。
アンセム・スマート:「不変不動」の守護者
アンセム・スマートは、リィズとシトリーの兄で、「不変不動」の異名を持つ大男です。
彼の身長は4メートルを超え、ハンターレベルは7とクライに次ぐ高さです。
パーティの防御と回復を担当しており、その実力は最高峰です。
アンセムはパーティ内で唯一の良識人とされ、その優しく勇敢な性格から多くの尊敬を集めています。
彼はパーティの中で唯一交際している人物がおり、その人間関係が物語に豊かな色を加えています。
エリザ・ベック:「放浪(ロスト)」の砂漠精霊人
エリザ・ベックは、砂漠精霊人(デザートノウブル)の族出身で、「放浪(ロスト)」の二つ名を持つ盗賊です。
彼女のハンターレベルは6であり、雪のように白い髪と褐色の肌が特徴です。
エリザは「嘆きの亡霊」の中で唯一クライのスカウトにより加入した外部メンバーで、旅人気質を持ち合わせています。
彼女は「放浪者」として常に新たな地を探求し、様々な場所での冒険を続けています。
ティノ・シェイド:未来の「嘆きの亡霊」メンバー
ティノ・シェイドは、「始まりの足跡」クランに属する若きソロハンターで、リィズの弟子です。
彼女のハンターレベルは4であり、クライ・アンドリヒを「マスター」と仰ぎ、彼の指示に絶対的な信頼を置いています。
彼女には「嘆きの亡霊」への加入という目標があり、そのためにリィズから受ける厳しい訓練にも耐え、クライからの時には無理難題とも思える要求にも全力で応じる姿勢を見せています。
ティノは将来的な成長が期待されるキャラクターで、その努力と献身が物語の中で彼女の成長を促しています。
アーク・ロダン:名門ロダン家の現代の勇者
アーク・ロダンは「聖霊の御子(アーク・ブレイブ)」のリーダーで、ハンターレベル7の実力を持つ男性です。
彼は帝都で伝説の「勇者」ソリス・ロダンを祖に持つ名門ロダン家の現代代表であり、その名は世界中に知られています。
アークはその高い戦闘能力だけでなく、人柄の良さでも知られ、クライ・アンドリヒからも深く信頼されています。
彼はロダン家の家訓である「貴族に仕えない」という原則を守りつつも、貴族社会とも上手く交流を持っており、彼のバランスの取れた人間性が彼の評価をさらに高めています。
クライとは対照的に、アークはハンターとしての能力だけでなく、人間関係の構築においても高い能力を持っており、その差異が物語に深みを加えています。
まとめ
『嘆きの亡霊は引退したい』は、クライ・アンドリヒの引退願望と彼を取り巻くカラフルなキャラクターたちによって魅力的なストーリーラインが展開されています。
クライの周囲には、異能のハンターや魔術師、そして彼の指導を受ける若手ハンターたちがおり、それぞれが彼の引退という目標に意図せず影響を与えています。
物語の結末については、クライが実際に引退を果たすのか、それとも予期せぬ出来事が彼をさらなる冒険へと導くのかが焦点となっています。
このブログでは、各キャラクターの動向とそれが物語にどう影響するかを見てきました。
クライの不器用だが、偶然によって功績を積み重ねるキャラクター設定、リィズやアークといった力強いサポートキャラクター、そして未来に期待が寄せられる新たな才能たちが織りなすダイナミックな展開は、最終回に向けての期待を高めるものです。
読者としては、『嘆きの亡霊は引退したい』がどのような形で結末を迎えるのか、それとも新たな展開が待っているのかを、引き続き見守っていくことが楽しみです。