『ハイキュー』は主にインターハイや春高バレーのような高校バレーボール大会に焦点を当てて展開されます。
春高バレーの完結編では、成人したキャラクターたちが再登場します。
高校卒業後のキャリアには、Vリーグで活躍する選手もいれば、バレーボールを離れ異なる職種に転職したキャラクターもいます。
この記事では、成人後の『ハイキュー』キャラクターたちのキャリアパスや現在の職業について詳しく解説しています。
- 【ハイキュー】烏野高校キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択
- 【ハイキュー】白鳥沢キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択
- 【ハイキュー】烏野関係者キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択
- 【ハイキュー】キャラの卒業後に関する感想や評価
- まとめ
【ハイキュー】烏野高校キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択
ここからは、烏野高校キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択についてまとめていきます。
日向翔陽
『ハイキュー』における日向翔陽は烏野高校の1年生時代、ミドルブロッカーとして活動していました。
元々優れた運動能力を持ちながらも、適切なバレーボールの環境に恵まれず技術面で苦労していた選手です。
しかし、高校を卒業するころには、以前は苦手としていたレシーブもこなせるように成長します。
高校を卒業後は、大学進学を選ばず、ビーチバレーボールへの転向を決意しました。
ビーチバレーへの転向は、1年生の時に参加した選抜強化合宿で行われた2対2の練習がきっかけで、あらゆるスキルを身につける選手になりたいと思ったからです。
高校卒業後のキャリアを振り返ると、3年生の時に鷲匠のサポートを受け、1年間の準備期間を経てリオデジャネイロへと旅立ちます。
リオではビーチバレーボールを楽しみつつ、インドアのジュニアチームでのプレーも経験しました。
ビーチでは「ニンジャ・ショーヨー」として知られるようになり、大きな人気を博します。
その後、リオ滞在から2年後の2018年に日本へ帰国し、インドアバレーボールへと戻ります。
帰国後はMSBY ブラックジャッカルの一員としてオポジットのポジションで活躍。
2021年には東京オリンピックに選手として参加しました。
オリンピック後はさらなる挑戦を求めてブラジルのチームに加わり、男子バレーボール世界クラブ選手権大会の決勝にも出場しています。
影山飛雄
『ハイキュー』に登場する影山飛雄は烏野高校の1年生でセッターを務めています。
中学時代はコート上の王様と称されるほど独裁的なプレースタイルが特徴でしたが、それがトラウマとなり高校でのプレーを通じて他の選手と積極的にコミュニケーションを取るスタイルに変化しました。
非凡な才能を持ち、打点でボールをコントロールする技術は「神業」と称賛されています。
高校を卒業後、大学への進学を経ずにVリーグへと進路をとりました。
その後のキャリアは、2016年のリオオリンピック出場を皮切りに、2018年にはSCHWEIDEN アドラーズに所属しBJ VS ADの試合に出場し、2021年の東京オリンピックにも参加しました。
翌年からは国外に進出し、2022年にはイタリアのチームに加わり、男子バレーボール世界クラブ選手権大会の決勝戦に進出しています。
月島蛍
『ハイキュー』の月島蛍は、烏野高校1年生でミドルブロッカーとして活躍しています。
彼は相手の動きを分析しながらブロックを行うタイプで、チームのブロックを指揮する重要な役割を担っています。
高校を卒業後、大学に進学し、22歳の時には仙台市博物館での職に就きながらVリーグ Division2の仙台フロッグスにも所属していました。
その3年後、仙台フロッグスのチームメイトである京谷と話している様子が描かれています。
澤村大地
『ハイキュー』の澤村大地は烏野高校3年生でウイングスパイカーとしてプレーし、チームの主将として精神的支柱の役割を果たしています。
23歳になった現在は宮城県警に所属し、生活安全部で警官として勤務しています。
澤村のレシーブ技術は、彼が高校時代から特に得意としていた分野で、その能力は現在の職業でも役立っていると考えられます。
菅原孝支
『ハイキュー』に登場する菅原孝支は、烏野高校の3年生でセッターを務めていました。
他の選手とのコミュニケーションに優れた菅原は、影山飛雄とは異なるプレースタイルを持ちます。
24歳になった現在は宮城県の小学校で教員として勤務しており、生徒からの信頼も厚いです。
また、影山の特徴的なハートつきサインを考案したのも菅原でした。
東峰旭
『ハイキュー』の東峰旭は、烏野高校3年生時、ウイングスパイカーとしてチームのエースを務めていました。
見た目は強面ですが、実は繊細な性格を持ち、特に伊達工のブロックに苦しんだ過去があります。
23歳でアパレルデザイナーとしてのキャリアをスタートさせ、その3年後には西谷と共に世界を巡る「弾丸世界ツアー」を体験しています。
田中龍之介
『ハイキュー』の田中龍之介は、烏野高校2年生でウイングスパイカーとして活躍していました。
強靭なメンタルを持つパワーアタッカーで、特にインナースパイクが得意です。
22歳になった現在はスポーツインストラクターとして活動しており、潔子との間に結婚も果たしました。
西谷夕
『ハイキュー』の西谷夕は、烏野高校2年生でリベロのポジションを務めていました。
中学時代から注目された選手で、牛島のスパイクをレシーブするなどの実力を見せていました。
高校卒業後は大学に進学せず、海外へと渡りました。
22歳の時はイタリアでカジキ釣りを楽しんでおり、その3年後には東峰と共にエジプトを訪れています。
木下久志
『ハイキュー』の木下久志は、烏野高校2年生時、ウイングスパイカー及びピンチサーバーとしてチームに貢献していました。
22歳の現在は鉄道会社で働いており、仕事にも熱心に取り組んでいます。
縁下力
『ハイキュー』の縁下力は烏野高校2年生時、ウイングスパイカーとして活躍しました。
特に澤村が負傷した際には試合出場し、チームを支える重要な役割を果たしました。
22歳になった現在は理学療法士として働いており、スポーツ選手や一般患者のリハビリテーションをサポートしています。
成田一仁
『ハイキュー』の成田一仁は烏野高校の2年生でミドルブロッカーを務めていました。
冷静かつ落ち着いた性格が特徴で、公式試合では緊張せず安定したプレーを展開しました。
23歳になった現在は不動産会社で働いており、顧客との折衝や物件管理などを担当しています。
山口忠
『ハイキュー』の山口忠は、烏野高校1年生時にミドルブロッカー及びピンチサーバーとしてチームに貢献しました。
彼のジャンプフローターサーブは特に注目されています。
3年生にはバレーボール部の主将として選ばれ、そのリーダーシップを発揮しました。
高校卒業後は大学に進学し、現在は大学4年生で、家電メーカーへの就職が内定しています。
清水潔子
『ハイキュー』の清水潔子は烏野高校3年生時、男子バレーボール部のマネージャーとしてチームを支えました。
谷地が加入するまでは一人でマネージャーの責務を担っていました。
23歳になった現在はスポーツショップで店員として働いており、過去のバレーボール経験を活かして顧客に適切な商品を提案しています。
また、学生時代から熱心な関心を寄せられていた田中と結婚し、夫婦としての新生活をスタートさせています。
谷地仁花
『ハイキュー』の谷地仁花は烏野高校1年生で、インターハイ予選後に男子バレーボール部のマネージャーとして加わりました。
彼女は選手たちの自主練習にも積極的に参加し、献身的な支援を行ってきました。
高校卒業後は大学に進学し、3年生のときは母親が経営するデザイン会社でアルバイトをしていました。
22歳になった現在は広告デザイン会社での勤務が決定しており、クリエイティブな才能を生かしてキャリアを築いています。
【ハイキュー】白鳥沢キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択
ここからは、白鳥沢キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択についてまとめていきます。
大平獅音
『ハイキュー』の大平獅音は白鳥沢学園高校3年生でウイングスパイカーとして活躍し、バレーボール部の副主将も務めていました。
24歳になった現在はスポーツ用品メーカーに就職し、その業界でのキャリアを築いています。
また、Vリーグ Division3 のキンイロスポーツジャンパーズでアウトサイドヒッターとしても活躍中です。
瀬見英太
『ハイキュー』の瀬見英太は白鳥沢学園高校3年生時、セッターとしてチームを支えていました。
セッターのポジションは白布に譲り、その得意なジャンプサーブでピンチサーバーとして活躍していました。
24歳になった現在は公務員として勤務する一方、バンドマンとしての活動も行っており、音楽にも情熱を注いでいます。
鷲匠鍛治
『ハイキュー』の鷲匠鍛治は白鳥沢学園高校男子バレーボール部の監督として、その迫力ある指導で知られています。
彼の指導は、特に高身長の選手にフォーカスを当てたものであり、その熱心なサポートは多くの選手を成長させました。
現在は総監督としてチーム全体の指導を担当しています。
また、日向のビーチバレーへの転向をサポートするなど、個々の選手への深い配慮も見せています。
白布賢二郎
『ハイキュー』の白布賢二郎は白鳥沢学園高校2年生時、牛島に憧れて一般入試で入学し、セッターとしての才能を発揮しました。
高校卒業後は医学の道を選び、大学医学部に進学しました。
23歳の現在、医学部5年生として、将来の医師としての職務に向けて学びを深めています。
川西太一
『ハイキュー』の川西太一は白鳥沢学園高校の2年生で、ミドルブロッカーとして活躍しました。
彼の高身長を活かしたプレーはチームの重要な支えでした。
高校卒業後は大学に進学し、現在はまだ正式な就職先が決まっていないため、地元の居酒屋でアルバイトをしています。
山形隼人
『ハイキュー』の山形隼人は白鳥沢学園高校の3年生でリベロを務めていました。
烏野との試合ではその卓越したレシーブ能力でチームを支え、強烈なサーブも確実に受け止めていました。
また、彼のユーモアあふれるダジャレもチームを和ませる一因でした。
23歳の現在はVリーグ Division2 の日脚自動車ライオンズでリベロとして活躍しています。
五色工
『ハイキュー』の五色工は白鳥沢学園高校の1年生で、ウイングスパイカーとしての才能を持っています。
牛島に対しては同時に仲間でありライバル意識を持ち、彼のストレート打ちが特に得意です。
監督の鷲匠には厳しい指導を受けることもありましたが、これは彼の潜在能力を引き出すためでした。
高校卒業後は大学に進学し、現在はVリーグ Division1 のAzuma Pharmacyでアウトサイドヒッターとして活躍しています。
【ハイキュー】烏野関係者キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択
ここからは、烏野関係者キャラの卒業後の進路と成人後の職業選択についてまとめていきます。
烏養繋心
『ハイキュー』の烏養繋心は、烏野高校のバレーボール部のコーチとして音駒との練習試合を経て正式に任命されました。
彼のコーチとしてのキャリアは、武田の熱心なスカウトがきっかけで始まりました。
春高バレーから6年後のBJ VS SDの試合でも烏野高校男子バレーボール部のコーチとして活動していることが確認されており、その間もコーチを続けています。
また、彼がかつて手伝っていた坂の下商店では、現在は店主としての新たな役割を担っています。
武田一鉄
『ハイキュー』の武田一鉄は烏野高校の国語教諭であり、男子バレーボール部の監督を務めています。
当初はバレーボールに関する知識がほとんどありませんでしたが、烏養をコーチとして招聘し、音駒高校とのつながりを再構築することで、烏野バレーボール部を強豪校へと導く重要な役割を果たしました。
彼の指導スタイルは、時に詩的で情熱的な言葉を用いて選手たちを励ますことが特徴です。
春高バレーから6年後のBJ VS ADの試合を観戦した際も、依然として烏野高校で教鞭を取りながら監督を続けています。
宇内天満
『ハイキュー』の宇内天満は烏野高校の出身で、「小さな巨人」と称されるほどのバレーボール部のエースでした。
彼の活躍は春高バレーでの全国大会出場にもつながり、後輩の日向に大きな影響を与えました。
高校卒業後はバレーボールを辞め、大学へ進学しましたが、最終章では出版社に勤務する赤葦と共にBJ VS ADの試合を観戦しています。
その後、週刊少年ヴァーイで「ゾンビ剣士ゾビッシュ」を連載するものの、打ち切り寸前となります。
しかし、この試合の影響でバレーボールをテーマにした新たな漫画「メテオアタック」を描く決意を固め、『ハイキュー』最終回ではその漫画が人気を博している様子が描かれています。
この漫画はすでに単行本が3巻まで発売されており、宇内の漫画家としての再起を示しています。
月島明光
『ハイキュー』に登場する月島明光は月島蛍の兄であり、烏野高校のバレーボール部に所属していました。
彼はスタメンに選ばれることはなかったものの、その悔しさからバレーを続ける決心をしました。
卒業後は仙台で社会人として勤務しつつ、社会人チームでバレーボールを続けていました。
最終章では文房具メーカーに就職しており、現在も社会人チームでプレイしているかは明確ではないものの、烏野バレー部の応援で知り合った町内会メンバーとは今でも交流を持っているようです。
田中冴子
『ハイキュー』の田中冴子は田中龍之介の姉で、姉御肌な性格の持ち主です。
烏野バレー部や地元の町内会チームからは非常に慕われています。
稲荷崎戦では和太鼓の応援団を率いて現れ、対戦相手の応援団を制圧する活躍を見せました。
高校卒業後はバイクショップでの仕事を始め、和太鼓集団「烏合」の代表としても活動しています。
【ハイキュー】キャラの卒業後に関する感想や評価
『ハイキュー』は、キャラクターたちが高校時代から成人期までの成長を緻密に描いており、2021年のオリンピックに合わせて物語が完結しました。
連載開始当時に高校生だった読者はキャラクターたちと同じタイムラインで成長し、彼らがまるで実在するかのような感覚を覚えたとの声が多く聞かれました。
完結後も、成長したキャラクターたちの物語をもっと見たいという希望が多数寄せられています。
特に仙台フロッグスのメンバー構成には多くの読者が驚き、月島をミドルブロッカー、黄金川をセッター、京谷をオポジットとして配するバランスの取れたチーム編成が高く評価されています。
この3人が出場する試合を見たいという声も多くありました。
まとめ
『ハイキュー』におけるキャラクターたちのその後は、プロのアスリートとして活躍する者もいれば、一般企業に就職している者もおり、多様なキャリアパスが描かれています。
最終章では主にBJ VS ADの試合がクローズアップされましたが、他のキャラクターたちのさらなる活躍も見てみたいという声が多く上がっています。
キャラクターたちが成人してからの物語は『ハイキュー』の最終章から読むことができるため、引き続きその進展に注目が集まっています。